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一匹+一人で一人前です。
◆犬:レディオ(♂享年16さい)
「あなたの生活プライスレス」を日々実践する俺様なM・ダックス。シニアになっても暴れん坊将軍♪ ◆ご主人:6969(♀) レディオの飼い主。酒&音楽を愛するひきこもり系ダメ人間。でもでも∪・ω・∪を愛する気持ちはたっぷりありますよ いい年こいて最近はフィットネス三昧。 ご意見・苦情等ございましたら メールにて犬小屋までお手紙くださぁい♪∪・ω・∪/ カテゴリ
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2004年 06月 20日
今日も暑い。
ご主人、このくそ暑い中“長崎ちゃんぽん”なぞ食っている。 「暑いときこそ熱いものを食べるのがいい」だそうで。オヤジかい? 顔から首まで汗だくの姿を見てると、こっちが暑苦しいんですけど。 え、気持ち悪いから顔洗ってくる? そうしなさいそうしなさい。 洗顔を終えたご主人は、鏡の前でアゴを見るのが癖になった。 そこには、引っ掻いてミミズ腫れになったような、赤くて細い線が入っている。 化粧でごまかせる程度の傷ですが、こんな↓エピソードがありました。 事件は今年の3月に起こった。 大抵の職場はこの時期いちばん忙しい。いわゆる年度末というやつ。 ご主人も派遣社員ながら結構な残業続きだったが、ある日疲れがピークを超えて 突然39℃の高熱を出し、2日間しぶしぶ欠勤した。 夜、うなされるご主人の携帯に派遣会社から連絡が入る。 「何があっても明日は出勤してください」 担当の仕事を代われる人がおらず、職場が阿鼻叫喚だという。 次の日、ご主人は出勤した。 気合で熱は37℃まで下げたものの、病院の薬でも効き目がいまいちで まだ頭も足元もよろよろしてる。 いや、でも仕事せねば。 全身痛くて机の前に座っているだけでも辛い。 PC画面の文字がダブって見える。何度も水を飲んで頭を冷やす。 ふと吐き気がしてきてトイレに行こうと立ち、5mほど歩いた。 暗転。 ここでご主人の記憶は途切れた。 「・・・さん、××さん!」 名を呼ばれて目を開けると、同僚の方々に見下ろされている・・・ 「××さん、これわかる?」 上司が目の前で手をヒラヒラする。 「??・・はあ・・」 よくわかんないけど一応返事する。 あー天井が見えるよ、ってことは倒れたのか 自分? いまいち理解できず周囲を見ると、男性職員が数人走り回っている。 ぐわらっがら、がらがらがらー 「起きられる?これ乗って。ゆっくりね」 何だっけこれ、ストレッチャーって言うんだっけ? 折畳み式で担架に足がついたようなヤツだ。 どうしてこんなの即時に用意できるんだろう。 (しばし思考)・・・ああ、そうか ここ、病院だったわ。 そう、実はこの職場、病院(正確には病院の隣に併設された事務棟)だったんです。 だから正職員は事務職といえど、日頃から交替で深夜当直も行っており ストレッチャーや担架の扱いくらいは朝飯前でこなせるらしい。 付き添う女性職員の方がティッシュを大量に持っている・・・え、ティッシュ? うわー自分、吐いちゃったのかな? と焦るご主人。 あお向けに寝かせられたまま、自分の胸元を見てみた・ら 職員制服の白シャツと乗せられたティッシュが どっぷり 真っ赤 に染まってました。 ぬわんじゃぁぁこりぃやぁぁぁ!? そりゃ松田優作にもなりましょう、気分は本気でジーパン刑事。 胸元の血に混乱倍増しながらも、たった1分で病院にご到着。 「何?どうしたの!?」出迎える看護士さん達の驚いた顔。 だってね、これが一般の急患なら慣れっこなんでしょうけど 制服着た職員が血まみれで運ばれてくりゃ看護士さんだってビックリです。 病院内を看護士と共に走るストレッチャー、さながらドラマのワンシーンのようです。 しかし運ばれる当人は恐怖のさなかにいました。 胸元の血のせいではなく、飛ばされそうな ものすごい遠心力&振動で。 途中で「自分で歩けます。ていうか降ろしてください!」と何度叫ぼうとしたか。 例えるなら “ジェットコースターが上下でなく左右に揺れる” のを想像してください。 ドラマでの超特急みたいなのは、本人が意識不明だったりすれば気づきませんが、 むしろ運ばれる途中で状態が悪化するんではないかと。 おまけに普通に病院へ来た一般の方々まで「何だ何だ」と注目してます。 どうにも恥ずかしいので、途中から「寝たフリ」するご主人。 最初に形成外科で傷を縫う、次に心電図を測る、採血する、CTスキャンを撮る、 ・・・もういくつ診察されたか覚えてないくらい 病院内を診察フルコースで回ったご主人、ようやく最後の点滴で一休み。 それからほぼ2週間、脳波測定やらMRIまでやらされて「病院通いながら仕事」してました。 血まみれの原因はアゴの裂傷で3針縫合、全治一ヶ月のケガでした。 歩いている途中で 意識を失い→そのまま前に倒れ→アゴから墜落した と思われます。 後日、迷惑をかけた方々に謝りつつ、目撃した数人がいろいろ教えてくれました。 「いやーびっくりしたね。千鳥足で歩いてて“あぶねぇなぁ”と思ったら視界から消えたんだよ」 「大きな音がして、振り向いたら××さん倒れててさぁ。 床に赤い液体がジワーッて広がってくのよ。まさにサスペンスドラマみたいに!」 「起こしたらアゴの肉がぱっくり割れててね。血がどくどく溢れてきて。いやすごかった」 喉元過ぎれば熱さ忘れ、です。皆さんそりゃぁもう楽しげに語っていたそうで。 そして、ご当人も。 「レディオ、やっと労災おりたよー!いやぁ、労災申請なんてそうそう体験できないじゃん。 申請書とか書いてて、気分は青島?みたいな。なんかちょっと嬉しいんだよね♪」 ・・・さぁ皆さん、言ってやってください。 「バカだろ、お前」 申請時、労務担当に「病院で倒れたんですかぁ?(笑)」と小バカにされるのもごもっとも。 まあ無事に済んでよかったね、そう思うけれど。 脳波測定結果が正常だったことには いかんとも納得できないレディオでした。
by radio6969
| 2004-06-20 16:53
| 犬のぼやき
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